ブログ(記事)|患者さまに合わせたチーム医療を実践し、予防・メンテナンスに尽力する八王子・日野のか強診、多賀歯科医院
厚生労働省認定 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
歯科外来診療環境体制認定施設
9:30~13:00/14:30~18:30
木・日曜、祝日 祝日がある週の木曜は診療します。
北八王子駅、豊田駅から通える 日野市・八王子市歯医者さん多賀歯科医院です。
「また鼻水が…」
「今週も熱で保育園お休み…」
「同じ学年で学級閉鎖になったクラスがある…」
仕事と子育てに忙しいママにとって、子どもの体調不良は本当に心配ですよね。
保育園や小学校に通っていると、どうしても増えてしまう子どもの病気。
特に寒さや乾燥が本格的になってきたこの冬の時期は
風邪やインフルエンザなどの感染症にかかる不安が絶えないことでしょう。
「体調不良は仕方のないことだとは分かっているけど、でも仕事もなかなか休めないし…」
と悩んでいるママも多いのではないでしょうか?
実は、毎日の“あること”を変えるだけで、子どもの免疫力を高め、病気にかかりにくい体作りができるんです!
その“あること”とは…毎日の「口腔ケア」です!
「え? 口腔ケアって歯磨きじゃないの?」
「ちゃんと歯磨きしてるけど、それでも意味あるの…?」
そう思われたママもいらっしゃるかもしれません。
今回は、意外と知らない口腔ケアと免疫力の関係、そして免疫力アップに繋がる正しい口腔ケアの方法について、分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、今日からすぐにでも実践できる内容ばかり。
ぜひ最後まで読んで、お子さまの健康をサポートしてあげてくださいね!
なぜ口腔ケアが免疫力アップに繋がるの?
口の中には、数百種類もの細菌が存在しています。
その中には虫歯や歯周病の原因となる菌がいる一方で、体に良い働きをする菌も存在します。
毎日の口腔ケアによって、口の中の細菌バランスを整えることで、免疫細胞が活性化し、免疫力アップに繋がるのです。
免疫力アップに繋がるメカニズム
・口の中の細菌バランスを整える:
歯磨きなどの口腔ケアによって、虫歯や歯周病の原因となる悪玉菌を減らすことができます。
悪玉菌を減らし善玉菌を増やすことで、口内環境が整い免疫力アップに繋がります。
・免疫細胞の活性化:
口の中には、喉の奥にある「扁桃リンパ」をはじめ、多くのリンパ組織が存在します。
口腔ケアによって口内環境が整うと、これらのリンパ組織が刺激され、免疫細胞が活性化しやすくなります。
・全身の健康を守る:
口内環境が悪化すると、そこから細菌やウイルスが侵入しやすくなり、風邪やインフルエンザなどの感染症リスクが高まります。
口腔ケアによって口内環境を整えることは、全身の健康を守ることにも繋がるのです。
【今日からできる!】免疫力アップのための口腔ケア習慣
それでは、具体的にどのような口腔ケアをすれば良いのでしょうか?
毎日の歯磨きに加えて、以下のポイントを意識してみましょう。
1.歯磨き:
・1日3回、食後30分以内に:
食後30分以内は、口の中が酸性になり、虫歯菌が最も活動しやすい時間帯です。
ただし炭酸飲料や柑橘類など酸性の飲食物を摂取した場合は、うがいをして口の中の酸度を中和して、30分~1時間ほど経ってから歯磨きすることをおすすめします。
・丁寧に、時間をかけて:
1回あたり3分間を目安に、歯ブラシを細かく動かして、歯についた歯垢(プラーク)をしっかりと落とすように丁寧に磨き上げましょう。
・歯間ブラシやデンタルフロスも活用:
歯ブラシだけでは落としきれない歯と歯の間の汚れも、歯間ブラシやデンタルフロスを使って丁寧にケアしましょう。
・仕上げ磨きは忘れずに:
お子さまが自分で歯磨きできるようになっても、小学校低学年までは仕上げ磨きをするとよいでしょう。
2.舌磨き:
・舌専用の舌ブラシを使用:
舌には、食べかすや細菌が付着しやすく、口臭の原因にもなります。
・奥から手前に優しく数回:
舌の奥から手前に向かって、優しく数回、舌ブラシを動かして汚れを落とします。
・嘔吐反射がある場合は無理せず:
嘔吐反射がある場合は、無理に奥まで磨こうとせず、舌の先端部分を軽く磨くだけでも効果があります。
(嘔吐反射とは、のどの奥に異物が入ったときに、身体が反射的に嘔吐を引き起こす反応のことです。)
3.洗口液・うがい薬の使用:
・歯磨き後の仕上げに:
洗口液やうがい薬には、殺菌効果や口臭予防効果があります。
・年齢に合ったものを使用:
洗口液やうがい薬は、年齢に合ったものを使用しましょう。
・使用方法・使用量を守る:
使用方法や使用量を守って正しく使用しましょう。
4.定期的な歯科検診:
・3ヶ月〜半年に1回を目安に:
定期的な歯科検診を受けることで、虫歯や歯周病の早期発見・治療に繋がります。
・専門家によるクリーニング:
歯科医院では、毎日の歯磨きでは落としきれない歯垢(プラーク)や歯石の除去、専門家による歯のクリーニングを受けることができます。
5.食生活の改善:
・甘いものやジュースは控えめに:
糖分はミュータンス菌(虫歯菌)のエサとなり、口内環境を悪化させる原因となります。
・よく噛んで食べる:
よく噛んで食べることで、唾液の分泌が促進され、口の中の自浄作用が高まります。
・バランスの取れた食事を:
免疫力を高めるためには、バランスの取れた食事を心がけましょう。
まとめ
今回は、口腔ケアと免疫力の関係、そして免疫力アップに繋がる正しい口腔ケアの方法について解説しました。
毎日の口腔ケアを少し変えるだけで、お子さまの免疫力を高め、病気にかかりにくい体を作ることができます。
忙しい毎日の中でも、ぜひ親子で楽しく口腔ケアを行い、笑顔溢れる毎日を過ごしましょう!
多賀歯科医院では、患者様のいろいろなお悩みにもお答えしています。
お口のお悩みがありましたら、お気軽にご来院ください。
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