ブログ(記事)|患者さまに合わせたチーム医療を実践し、予防・メンテナンスに尽力する八王子・日野のか強診、多賀歯科医院
厚生労働省認定 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
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北八王子駅、豊田駅八王子駅から通える 日野市・八王子市歯医者さん多賀歯科医院です。
「ママ、お口が臭う…」なんて言われたら、とてもショックですよね。
特に冬場の乾燥やマスク生活は、大人だけでなく、子どもも口腔トラブルを起こしやすい環境です。
今回は子どもだけではなく、家族や周りの人に不快な思いをさせないために、冬の乾燥&マスク生活における口腔トラブルの対策について、口臭だけでなく他のトラブルについても詳しくご紹介します。
なぜ冬は口が臭くなるのか?そして、他にもどんなトラブルがあるの?
冬は暖房などで室内の空気が乾燥しやすく、唾液の分泌が減ってしまいます。
唾液には口の中を清潔に保つ働きがあるため、唾液が減ると口の中の細菌が増殖しやすくなり、口臭の原因となります。
またマスクをしていると、口呼吸になりやすく、口の中が乾燥しやすくなることも原因の一つです。
口臭以外にも、冬は以下のような口腔トラブルが起こりやすくなります。
・口内炎:
寒暖差や乾燥によって、口の中の粘膜が傷つきやすくなり、口内炎ができやすくなります。
・歯の知覚過敏:
冷たいものがしみるといった症状が出る場合があります。
これは、歯の表面のエナメル質が薄くなり、象牙質が露出することで起こります。
冬場は外気温や水道水の温度が下がり、冷たい空気・水分に触れる機会が多くなることが原因と考えられます。
・ドライマウス:
口の中が乾燥し唾液の分泌が減ることで、口臭だけでなく、飲み込みづらさや味覚の異常を感じることがあります。
・歯周病の悪化:
免疫力が低下しやすい冬は、歯周病が進行しやすくなります。
子どもも大人も!口腔トラブルを防ぐ対策
1. こまめな水分補給
・白湯やお茶を飲む:
温かい飲み物は、唾液の分泌を促し、口の中を潤してくれます。
・スポーツドリンク:
運動後や汗をかいた後には、スポーツドリンクで水分と電解質を補給しましょう。
ただしスポーツドリンクには糖分や酸性成分が含まれているため、接種後すぐに水やお茶を飲んだり、うがいをする、歯磨きをするなどがおすすめです。
・乾燥対策:
加湿器を使用するなどして、適切な湿度を保ちましょう。
2. 正しい歯磨き習慣
・歯ブラシ選び:
子どもだけでなく、大人も定期的に歯ブラシを交換しましょう。
一ヶ月ごとに交換するのが目安ですが、毛先が広がってきたら汚れが落ちにくくなるので早めに交換するのが望ましいです。
・磨き方:
歯ブラシを歯と歯肉の境目に当てて、小さな円を描くように一本一本磨くのがおすすめです。
・歯間ブラシやデンタルフロス:
歯ブラシだけでは届きにくい歯間もしっかりと清掃しましょう。
舌の清掃:
舌の表面につく白い汚れである舌苔(ぜったい)は、細菌の温床となるため、専用の舌ブラシなどで優しく清掃しましょう。
3. 食生活の改善
・バランスの取れた食事:
ビタミンやミネラルが豊富な食事を心がけましょう。
特に、ビタミンB群は口内炎予防に効果的です。
・刺激の強い食べ物を控える:
辛すぎるものや酸っぱいものは、口内を刺激し、唾液の分泌を抑制することがあります。
・キシリトールガム:
キシリトールガムを噛むことで、唾液の分泌を促し、口の中を清潔に保つことができます。
4. 定期的な歯科検診
早期発見・早期治療:
歯科医院で定期的に歯のクリーニングや検診を受け、口腔内の状態をチェックしましょう。
マスク生活における注意点
・マスクの内側を清潔に保つ:
不織布マスクはこまめに交換、布製のマスクはしっかりと洗濯しましょう。
・口呼吸を避ける:
鼻呼吸を心がけ、口の中を乾燥させないようにしましょう。
・マスクの種類を選ぶ:
プリーツ方マスクよりも、立体構造で口元に空間ができるマスクを選ぶと、呼吸が楽になり、口の中が乾燥しにくくなります。
まとめ
冬の乾燥やマスク生活は、口臭だけでなく、様々な口腔トラブルの原因となります。
こまめなケアを心掛けることで、これらのトラブルを予防し、健康な口腔環境を保つことができます。
気になる症状がある場合は、一人で悩まずに歯科医院を受診しましょう。
多賀歯科医院では、患者様のいろいろなお悩みにもお答えしています。
お口のお悩みがありましたら、お気軽にご来院ください。
当院には「個室」のご用意がありますので、周りの目を気にせずご相談が可能です。
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