ブログ(記事)|患者さまに合わせたチーム医療を実践し、予防・メンテナンスに尽力する八王子・日野のか強診、多賀歯科医院
厚生労働省認定 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
歯科外来診療環境体制認定施設
9:30~13:00/14:30~18:30
木・日曜、祝日 祝日がある週の木曜は診療します。
北八王子駅、豊田駅、八王子駅から通える 日野市・八王子市の歯医者さん多賀歯科医院です。
30代に入ると、歯や歯茎の健康に変化を感じる人が増えてきます。
その中でも特に注意すべきなのが"歯周病"です。歯周病は自覚症状が少なく、気づいたときには進行していることが多い病気です。
そこで今回は、30代で歯周病リスクが高まる理由と、症状が出る前に予防歯科が必要な理由について詳しく解説します。
歯周病が30代で進行しやすい理由
歯周病は、歯と歯茎の間にプラーク(歯垢)がたまることで引き起こされます。このプラークには細菌が多く含まれており、放置すると歯茎に炎症を引き起こします。30代になると以下の理由で歯周病が進行しやすくなります:
・忙しい生活習慣
仕事や家庭の両立で忙しくなり、歯磨きが雑になったり、定期検診を怠りがちになります。
・ストレスの増加
ストレスが多いと免疫力が低下し、歯茎が炎症を起こしやすくなります。
ホルモンバランスの変化
特に女性は妊娠や出産によるホルモン変化が歯茎に影響を与えることがあります。
・過去のケア不足の蓄積
若い頃の歯磨き不足や定期的な予防歯科を受けていない場合、その影響が出やすくなります。
歯周病の症状に気づくのが遅れる理由
歯周病の初期症状は非常にわかりにくいです。
以下のような症状が現れたときには、すでに進行している場合があります。
・歯茎からの出血
・口臭の悪化
・歯茎の腫れや赤み
・歯のぐらつき
これらの症状が出る前に、定期的な予防歯科を受けることが重要です。
予防歯科では、歯周病の初期段階での発見や治療が可能です。
予防歯科が30代にとって必須な理由
1. 歯周病の早期発見
予防歯科では、歯科医師や歯科衛生士が歯茎の状態を確認し、歯周ポケットの深さを測定します。
これにより、症状が進行する前に適切な処置ができます。
2. 専門的なクリーニング
予防歯科では、普段の歯磨きでは取り切れない歯石を除去します。
歯石は歯周病の主な原因であるため、これを取り除くことでリスクを大幅に減らせます。
3. 個別のアドバイス
予防歯科では、個々の生活習慣や歯の状態に応じたオーラルケアのアドバイスを受けられます。
例えば、正しい歯磨き方法やフロスの使い方などを学べます。
4. 全身の健康維持
歯周病は、糖尿病や心疾患といった全身の健康にも影響を与えます。
予防歯科を受けることで、歯周病を予防し、全身の健康を守ることができます。
今日から始める予防歯科の習慣
予防歯科を効果的に活用するためには、日常生活でのセルフケアも重要です。以下の習慣を取り入れましょう。
・毎日の歯磨きを丁寧に行う(フッ素入り歯磨き粉を使用)。
・デンタルフロスや歯間ブラシを使う。
・3〜6ヶ月に1回、定期検診とクリーニングを受ける。
・バランスの取れた食事を心がけ、糖分の摂取を控える。
・禁煙を心がける。
まとめ
30代は、歯や歯茎の健康を守るために大切な時期です。
歯周病は放置すると歯を失うリスクを高めるだけでなく、全身の健康にも影響を与えます。
しかし、予防歯科を活用すれば、症状が出る前に対策を取ることができます。
忙しい日々の中でも、ぜひ予防歯科を習慣に取り入れ、自信を持って笑える健康な口元を守りましょう!