梅雨時のお口の不調、もしかして？知っておきたい口腔トラブルと対処法5選【八王子市】

北八王子駅、豊田駅から通える　日野市・八王子市歯医者さん多賀歯科医院です。

 

じめじめとした梅雨の季節。
雨の日が続き、気分もどんよりしがちですが、実はお口の中もトラブルに見舞われやすい時期なのです。
今回は、梅雨時に起こりやすい口腔トラブルとその対処法について、詳しく解説していきます。

 

なぜ梅雨時はお口のトラブルが起こりやすいの？

梅雨時は高温多湿な環境が原因で、様々な細菌やカビが繁殖しやすくなります。
お口の中は、食べかすが残っている、唾液で湿っているなど、細菌にとって格好の住処。
特に以下の３つの要因が重なり、お口のトラブルを引き起こしやすくなります。

・湿度の上昇:
湿度が高くなると細菌やカビの繁殖を促進し、虫歯や歯周病、口内炎などの原因となる菌を増加させます。

・免疫力の低下:
気温や湿度の変化・気圧の変化などにより、体調を崩しやすく免疫力が低下しがちです。
免疫力が低下すると、細菌に対する抵抗力が弱まり、感染症にかかりやすくなります。

・食生活の変化:
じめじめした日が続くと、食欲が落ちたり、冷たいものや甘いものばかり摂ってしまったりすることがあります。
不規則な食生活は、お口の中のpHバランスを崩し、虫歯や歯周病のリスクを高めます。

 

梅雨時に起こりやすい口腔トラブルとその対処法【5選】

 

具体的に、梅雨時に起こりやすい口腔トラブルと、それぞれの対処法について見ていきましょう。

1. 虫歯の悪化
梅雨時はお口の中の細菌が活発になるため、虫歯が悪化しやすい時期です。
特に、甘いものや炭水化物を頻繁に摂取すると、虫歯菌の活動を活発化させ、虫歯の進行を加速させてしまいます。

対処法:
・丁寧な歯磨き
食後に、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやデンタルフロスも使用して、歯垢を徹底的に除去しましょう。

・甘いものの摂取を控える
砂糖の摂取量を減らし、キシリトール配合のガムやタブレットを活用しましょう。

・定期的な歯科検診
早期発見・早期治療のため、定期的な歯科検診を受けましょう。

 

2. 歯周病の悪化
歯周病は、歯茎の炎症や出血を引き起こす感染症です。
梅雨時は、免疫力の低下により、歯周病菌に対する抵抗力が弱まり、症状が悪化しやすくなります。

対処法:
・歯周病ケア用歯磨き粉の使用
歯周病菌の殺菌効果のある歯磨き粉を使用しましょう。

・歯科医院での専門的なクリーニング
歯石や歯垢を徹底的に除去してもらいましょう。

・規則正しい生活習慣
バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけ、免疫力を高めましょう。

 

3. 口内炎
口内炎は、口の中の粘膜にできる炎症です。
梅雨時は免疫力の低下や、カビの繁殖などにより、口内炎ができやすくなります。

対処法:
・刺激物を避ける
しみる食べ物や、熱いもの、辛いものなどは避けましょう。

・うがい薬の使用
殺菌効果のあるうがい薬で、お口の中を清潔に保ちましょう。

・ビタミンB群の摂取
ビタミンB群は、粘膜の健康維持に役立ちます。

・痛みが強い場合は歯科医院へ
痛みが強い場合や、なかなか治らない場合は、歯科医院を受診しましょう。

 

4. 口臭の悪化
梅雨時は、お口の中の細菌が増殖しやすいため、口臭が悪化しやすい時期です。
マスクを着用する時間が長くなると、自分の口臭が気になることがあるかもしれません。

対処法:
・舌磨き
舌の表面に付着した舌苔は、口臭の原因となります。
専用の舌ブラシで優しく除去しましょう。

・水分補給
唾液の分泌を促し、お口の中を潤しましょう。

・歯間ブラシの使用
歯と歯の間の汚れは、口臭の原因となります。
歯間ブラシで丁寧に除去しましょう。

・歯科医院での口臭測定
歯科医院で口臭測定を行い、原因を特定してもらいましょう。

 

5. 歯の神経痛
梅雨の時期は気圧の変化が大きいため、過去に治療した歯や、神経に近いところに虫歯がある場合に、歯の神経が圧迫されて痛みを感じやすくなることがあります。

対処法:
・痛みが続く場合は歯科医院へ
無理をせずに歯科医院を受診し、レントゲン撮影などで原因を特定してもらいましょう。
必要に応じて早めに治療するとよいでしょう。

 

 

梅雨時期のお口のケアで大切なこと

 

梅雨時期は、普段以上に丁寧な口腔ケアを心がけることが大切です。
以下のポイントを意識して、お口のトラブルを予防しましょう。

・毎日の丁寧な歯磨き:
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも活用しましょう。

・規則正しい食生活:
バランスの取れた食事を心がけ、甘いものの摂取を控えましょう。

・十分な睡眠:
睡眠不足は免疫力を低下させます。
しっかりと睡眠時間を確保しましょう。

・定期的な歯科検診:
早期発見・早期治療のため、定期的な歯科検診を受けましょう。

・お口の乾燥を防ぐ:
こまめな水分補給で、お口の中を潤しましょう。

 

まとめ

梅雨時は、高温多湿な環境や免疫力の低下により、お口のトラブルが起こりやすい時期です。
今回ご紹介した対処法を参考に、日頃から丁寧な口腔ケアを心がけ、梅雨時期を快適に過ごしましょう。
もし、お口のトラブルを感じたら、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。

 

多賀歯科医院では、患者様のいろいろなお悩みにもお答えしています。

お口のお悩みや不安なことがありましたら、お気軽にご来院ください。

 

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