「オーラルフレイル」って何？健康寿命を延ばすための対策を徹底解説！【八王子市】

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日野市・八王子市歯医者さん多賀歯科医院です。

 

「オーラルフレイル」という言葉を聞いたことがありますか？
加齢とともに口の機能が衰えていく状態のことです。
放っておくと、食べる機能が低下し、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
しかし、適切な対策を行えば、オーラルフレイルの進行を遅らせ、健康寿命を延ばすことができます。

今回は、オーラルフレイル対策として、個人でできることと歯科医院でできることを詳しく解説します。

 

オーラルフレイルとは？放置するとどうなるの？

 

オーラルフレイルとは、滑舌の低下、食べこぼし、むせやすい、口の渇きなど、口の機能が衰え始めた状態のことです。
これらの症状は、加齢による自然な変化と思われがちですが、放置すると、食欲不振、栄養不足、さらには肺炎や認知症のリスクを高める可能性があります。
オーラルフレイルは、健康寿命を縮める大きな要因となるため、早期発見と対策が非常に重要です。

 

個人でできるオーラルフレイル対策

 

毎日の生活の中で少し意識を変えるだけで、オーラルフレイルの進行を遅らせることができます。

 

１．毎日のセルフケア

歯磨き：食後と寝る前に、丁寧に歯を磨きましょう。
歯周病予防のため、歯と歯茎の境目を意識して磨くことが大切です。

舌磨き：舌の表面についた汚れ、舌苔（ぜったい）を取り除くことで、口臭予防になります。
専用の柔らかいブラシで行いましょう。

歯間ブラシ・デンタルフロス：歯ブラシだけでは落としきれない歯間の汚れを取り除きます。
毎日使用することで、歯周病予防に効果的です。

 

２．食生活の改善

バランスの取れた食事：様々な食品をバランスよく摂取し、栄養不足にならないように心がけましょう。
特に、タンパク質は筋肉を維持するために重要です。

よく噛む：一口30回を目安によく噛んで食べることで、唾液の分泌を促し、消化を助けます。

水分補給：こまめに水分を補給し、口の中の乾燥を防ぎましょう。
特に高齢者は、脱水症状になりやすいので注意が必要です。

 

３．お口の体操

パタカラ体操：「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することで、口周りの筋肉を鍛えます。
各5回程度、毎日行いましょう。

滑舌練習：早口言葉や歌を歌うことで、口の機能を維持・向上させます。

 

４．定期的なチェック

毎日、鏡で口の中をチェックする習慣をつけましょう。
舌の色、歯茎の状態、口内炎の有無などを確認します。
少しの変化に気づくことが、早期発見につながります。

 

歯科医院でできるオーラルフレイル対策

 

歯科医院では、専門的な知識と技術で、オーラルフレイルの予防・改善をサポートします。

 

１．専門的なクリーニング
歯ブラシでは落としきれない汚れや歯石を、専用の器具で除去します。
定期的なクリーニングは、歯周病予防に効果的です。

 

２．口腔内検査と評価
口腔内の状態を詳しく検査し、オーラルフレイルのリスクを評価します。
噛む力、飲み込む力、舌の動きなどをチェックします。

 

３．入れ歯の調整・作製
入れ歯が合っていないと、噛む力や飲み込む力が低下します。
歯科医師が、入れ歯の調整や作製を行い、お口の機能を回復させます。

 

まとめ

 

オーラルフレイル対策は、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なケアを組み合わせることで、より効果を発揮します。
少しでも気になることがあれば、早めに歯科医院を受診し、専門家のアドバイスを受けましょう。
オーラルフレイル対策は、健康寿命を延ばすためにとても重要です。
日頃からのケアをしっかりと行い、お口の健康を守り、いきいきとした毎日を送りましょう。

 

多賀歯科医院では、患者様の様々なお悩みにお答えしています。
お口のお悩みや不安なことがありましたら、お気軽にご来院くださいね。

 

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