10月23日

日本顎咬合学会 関東甲信越支部学術大会

セミナー名 日本顎咬合学会 関東甲信越支部学術大会

 

セミナー主催 日本顎咬合学会

 

セミナー日 2019.10.20(日)

 

歯科における人生100年時代の究極の目標は、最後までできるだけ自分の歯を残すことである。
しかしながら多くの人が、罹患する歯周病等により、若いころには露出していなかった歯根部の象牙質が露出することで罹患する「根面う蝕」やNCCL(非う蝕性歯頸部欠損)などにより象牙質がダメージを受けるトゥースウェア(歯が欠けたり溶けたりすること)が臨床現場では大きな問題となっている。
モース硬度7という英石(水晶)にも匹敵するエナメル質は、硬い歯ブラシでごしごし磨いてもすり減ることはない。
しかしながら、歯肉が退縮し歯頸部直下に現れる象牙質のモース硬度は2という報告もあり、普通の石膏と同じくらいの硬さだ。
咬耗や摩耗、酸蝕、アブラクションなどに起因してNCCLが形成されると、耐酸性の低い象牙質は、あっというまにすり減りはじめ、容易に「根面う蝕」を形成する。
人生100年時代のう蝕予防は、象牙質を守ることも気を配らなければならない。
エナメル質の半分以下の硬さの象牙質を守るにはどうしたらいいかを学びました。
8020達成率が50%越え、歯が残った高齢者が増加している。
ブラッシング圧はソフトに。
100gの圧でシャカシャカ磨くようにする(根はやわらかいため、なおさら)。
オススメのブラシとしては、SPT、くらぷろっくす、大人タフト等。
エナメル質よりも、象牙質はさらにフッ素が必要な組織である。
(check upルートケアは根におすすめの研磨剤フリーです)
※エナメル質:1000ppm
象牙質:1500ppmのフッ素が必要。

患者さんにcheck upジェルやSPTジェル等、その方に合った歯磨剤&歯磨き粉をどんどん処方していきたいです。

 

 

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