いつまでも健康な歯でいたい! 治療のメリットデメリットを解説します!

  • 年をとっても入れ歯じゃなく自分の歯で食べたい。
  • 誰もがそう願っていることでしょう。
  • 自分の歯を長持ちさせるには、歯科医院とどううまく付き合っていくかに限ります。

歯科はなにも虫歯になったらかけこむところ、というだけでなく、あらゆる予防と定期的な検診を受けることが大切。
この記事では、治療の内容やそれぞれのメリットとデメリットを解説しています。
ぜひ参考になさってくださいね!

Contents

  1. 予防歯科の3つのメリットと主な治療内容
  2. 予防歯科の重要性 <歯医者での定期検診で歯を守る>
  3. 予防歯科の主な治療内容 <3つの治療で歯の健康を維持する>
  4. 歯科診療は衛生士だけで可能か <初診は歯科医師の診療が必要>
  5. ホワイトニングについて
  6. ホワイトニングの流れ
  7. インプラントについて
  8. インプラント実施前の検査・診断内容
  9. インプラント治療の内容
  10. ブリッジ治療について
  11. ブリッジとインプラントどっちがいいのか
  12. 根管治療とはどんな治療か
  13. 感染根管治療について
  14. まとめ

予防歯科の3つのメリットと主な治療内容

予防歯科の3つのメリットと主な治療内容

まずは虫歯など、あらゆる歯のトラブルを予防する治療内容から見ていきましょう。
予防歯科とは、虫歯をはじめとする口腔内のトラブルを事前に防止するための検査や治療のこと。
病気になる前から定期的に検診を受けることで、将来的に歯を失うリスクを減少させることにつなげられるのです。

予防歯科には3つのメリットがあります。

  • 虫歯や歯周病を早期発見、または事前に防ぐことができる
  • 健康な歯を長く維持することができる
  • 経済的負担が軽くなる

では、それぞれのメリットについて具体的に見ていきましょう。

予防歯科の3つのメリット

1.虫歯や歯周病を早期発見で事前に防げる

歯科医院で定期的に検診を受けることを習慣づける。
これで、虫歯や歯周病などのトラブルを早期に発見できるのはメリットですよね。
早期に発見できれば、症状が進行してしまう前の軽い段階で治療してしまうことができます。
定期的な予防対策を行えば、年を取ってから歯を失ってしまうような事態を避けられることが期待できます。

2.健康な歯を長く維持することができる

健康な歯を長い間維持することができます。
歯は、一度失うともう取り戻せませんよね。
修復で歯としての機能を取り戻すことは可能ですが、歯自体は復活させることは不可能です。
虫歯が進行し、歯を削ればやがてその歯は失われてしまいます。
治療後の歯は、健康な歯に比べ耐久性は低く、治療が複数回必要になることもあるのです。
天然の歯をできる限り残すためには、歯の健康を維持する必要があります。
そのためにも、常日ごろからの予防対策を行う必要がある、というわけなのです。

3.経済的負担が軽くなる

メリットの3つ目としては、経済的負担が軽くなるということ。
定期健診にはもちろん、費用は掛かります。
しかし、長い目で見れば、歯科治療に要する費用を抑えることに繋がるのです。
虫歯や歯周病は、一度かかると完全に治すことは難しく、長期的な治療が必要になるのが一般的。
そうなると結局は、定期健診以上の費用と時間を要してしまうのです。

予防歯科の重要と主な治療内容

予防歯科の重要性 <歯医者での定期検診で歯を守る>

予防歯科の目的は、今ある歯をしっかりと守ること。
虫歯や歯周病にかかってしまうと、歯を失うリスクは高まります。
歯が一部でも失われると、食べ物を正しく噛むことが難しくなりますし、なにより歯並びの見た目も悪くなってしまいます。
定期検診を受け、メンテナンスをしっかり行えば、将来的に歯を失うような病気になる可能性を下げることが期待できます。
食事が気持ちよくできないと苦しいもの。
健康的な歯を保ち続けられるように、予防歯科に通い、検診を定期的に受けること。
病気により歯を失わないためにも、予防歯科の重要性は高いといえるでしょう。

予防歯科の主な治療内容 <3つの治療で歯の健康を維持する>

予防歯科の中で行われる主な治療内容には、以下の3つがあります。

  1. PMTC
  2. フッ素塗布
  3. ブラッシング指導

順番に見ていきましょう。

1.PMTC

  
PMTCは、専門的な機器や技術を利用することにより、歯の汚れを取り除く処理のこと。
毎日行うブラッシングのみでは落としきれない歯垢や歯石を、歯科医師や歯科衛生士が除去していきます。

きれいな歯を保ちたいからと、PMTCをひんぱんに実施する必要はありません。
予防歯科でPMTCを行う頻度としては、数カ月に一度程度でよいでしょう。
毎日行うブラッシングだけでは、取り除くことのできない汚れは必ずあります。
数カ月に1度の定期検診でPMTCを受けることで、口腔内の病気を未然に防ぐことに繋がるのです。

2.フッ素塗布

フッ素は、歯の再石灰化を促進する効果と、歯質を強化する効果を持つ塗布性の予防歯科の一種です。
再石灰化とは、食事などによって酸で溶けてしまった歯を修復する働きのことをいいます。

人間の唾液はその歯の再石灰化に作用しますが、フッ素塗布をすることにより、その働きをより促進することができるのです。
予防歯科では、フッ素を定期的に塗布することで、虫歯などのトラブルが起きにくい歯にすることを目指します。

3.ブラッシング指導

予防歯科では、ブラッシングの指導も行います。
定期検診を受けることはいいことですが、歯の健康にはやはり、日頃のブラッシングが重要。そのため、正しいブラッシング指導を受けることで、日頃のセルフケアをより効果的なものにする、というわけです。

また、人によって歯の生え方や口内環境は異なっており、ブラッシングの仕方も変わってきます。
定期健診によるPMTC治療なども大切ですが、日頃のブラッシングこそがその人の口内環境を左右するといっても過言ではありません。

予防歯科について

歯科診療は衛生士だけで可能か <初診は歯科医師の診療が必要>

予防歯科での診療は、歯科衛生士のみでも行えます。
しかし、初診の場合は、歯科医師が対面で診察を行って検査などの処置の過程を決める、という規定があるのです。
そのため、歯科衛生士が歯垢や歯石を除去する処置である「スケーリング」を行ったり、ブラッシングの指導を行えるようになっています。

予防歯科は自費か <基本的には保険が適用される>

基本的に、予防歯科では保険が適用されます。
以前は、予防を目的とする歯科治療は国民健康保険の適用外でした。
しかし2020年4月の「診療報酬改定」により、予防歯科も保険適用の対象になったのです。
PMTCや歯周ポケットのメンテナンス、フッ素塗布などの予防治療は保険が適用でき、負担は治療費の3割です。

予防歯科の必要性は <歯科検診で予防しても虫歯になることも>

予防歯科の必要性は、定期検診を行うことで早期に病気を発見できる可能性、そして日頃から行うブラッシングのみでは取り除くことのできない汚れまで取り除いてもらえるという点にあります。
予防歯科で虫歯や歯周病を100%で防げるといえば、それは困難です。
しかし、将来的に歯を失うリスクを未然に防ぐには、予防歯科は欠かせません。
健康的な歯を維持するために、予防歯科はおすすめです。
日頃からのブラッシングを丁寧に行うことと、定期的な予防歯科により、口腔内の健康を保つことができるというわけです。

ホワイトニングについて

ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングの流れ、効果、費用相場

ホワイトニング(漂白)とは

これは薬剤を用いることにより、歯を白くする施術のこと。
歯の変色にはいろいろな要因がありますが、コーヒーやたばこによって歯の表面に着色したり、汚れで変色している場合は、クリーニングによって改善することがあります。
しかし歯の内面まで変色してしまっているケースでは、表面のクリーニングのみでは改善しません。
この場合、歯のホワイトニングにより白くすることができるのです。
歯の色が元々黄色っぽい、という人であっても、ホワイトニングによって理想の白さに近づくことは十分に可能。
クラウンという歯冠補綴物を用いて歯を白くする場合は、歯を削り被せる必要があります。
それとは違い、ホワイトニングの場合は歯を削ることなく白くできるのが特徴なのです。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングの方法は2種類。
歯科医院で受けるオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングとがあるのです。
効果を高めていくためには、この2つを組み合わせて行っていくのがおすすめです。

オフィスホワイトニング

これは、専用のレーザーと薬剤を使って歯を白くしていく方法です。
ホームホワイトニングでも薬剤は使いますが、オフィスホワイトニングではより濃度の高いものを使います。
そのため、ホームホワイトニングより比較的、短期間で効果を実感できます。
しかし一方、ホームホワイトニングにくらべ、色が戻りやすいというデメリットもあります。

ホームホワイトニング

こちらは、名前からも分かるように自宅で行うホワイトニングのこと。
予め歯科医で歯型を取り、患者の歯並びに合うマウストレーを作製します。
ホワイトニング専用の薬剤をマウストレーに入れた後にこれを装着し、ホワイトニングによる効果を得る、という方法です。

一般的に、1日数時間マウストレーを装着し、それを、2~4週間ほど続けます。
そのため、ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングに比べ、効果を実感できるまでに時間がかかります。
しかしホームホワイトニングよいところは、薬剤が低濃度なので安全で、しかも効果が長く続きやすいところといえるでしょう。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用することで、時間をあまりかけずに短い間で歯を白くすると同時に、効果を持続させることが期待できます。
それは、オフィスホワイトニングは短期間で歯を白くすることができますが、時間が経つと色が元に戻りやすい傾向がありましたよね。そこで、さらにホームホワイトニングを並行して行うことで、色が元に戻りにくくなり、長い間白い状態を維持することができる、というわけです。

ホワイトニングの費用

さて、ホワイトニングは、ご存知の通り保険適用のない自由診療。
そのため、歯科医院により料金は異なります。
オフィスホワイトニングから見ていくと、これは白くしたい歯の本数や、治療にかける時間によって費用が変わってきます。
一方、ホームホワイトニングの場合、最初にマウストレー作製と薬剤の費用がかかり、この薬剤は、切れたらその都度、追加購入するという感じです。

ホワイトニングの流れ

1.問診・診査

まず、患者が感じている歯の色についての悩みなどの相談、希望を聞きます。
その後、口内全体の診察を行って、むし歯や歯周病などがあればホワイトニング前にさきに治療を済ませます。
それは、知覚過敏などがある場合、ホワイトニングで痛みを伴う可能性があり、施術できなくなるためです。

2.カウンセリング

診察が終了したら、歯が変色した要因や患者の希望などを考えて、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、もしくは両方を併用するかを検討し相談します。

3.クリーニング

専用の器具で、歯の表面に付着している着色や汚れを取り除きます。
この時に写真撮影を行い、現在の色の状態を記録します。

オフィスホワイトニングの場合は、上記1‐3の後、

4.薬剤の塗布

歯肉を保護した後に、歯に薬剤を塗布していきます。

5.光やレーザーを当てる

特殊な光やレーザーを当てていきます。
ホームホワイトニングでは、薬剤を使い、色素を分解することで歯を白くしていきますが、薬剤を塗布したのみでは色素の分解に時間がかかるので、光やレーザーを当てることで、短期間で歯を白くすることができるのですを目指します。

6.薬剤を除去

塗布した薬剤を綺麗に洗い流していきます。
希望の色調によっては、4‐6を数回繰り返していきます。

ホームホワイトニングの場合は、上記1‐3の後、以下の7以降を行います。

7.型取り

マウストレーを作製するために、歯の型取りを実施し、後日、受け渡されます。

8.ホームホワイトニングの説明

マウストレーの作製が終了したら、ホワイトニングの方法や注意点について説明を受けます。
その日から2~4週間自ほど自宅の方でホワイトニングを実施しはじめる、という流れです。

インプラントについて

インプラントについて

歯科医の宣伝でよく見ることば、インプラント。
これは、歯の治療、ではなく、体内に埋め込む医療機器や材料の総称です。
ただ最近は歯科インプラントの意味で使われるので、歯の治療のひとつと思われているかたも多いようです。

インプラント治療はどういう治療かというと、何かしらの事情で抜けたりかけたりしたた顎骨(あごの骨)に、金属製のインプラント体を埋め込み、その上に人工歯、または義歯を装着させる歯科治療のことをいいます。

インプラント体は、多くがチタンという金属を使用します。
通常の歯科治療では、周囲の歯を削ることもあれば、残った歯に義歯を安定させるための装置を付けることもあります。
インプラントの場合は、周囲の歯に負担がかからないように、人口の歯または義歯を固定します。
そのため、埋めるために手術が必要になり、全身の状態が良好でない場合は、インプラント治療を行えない場合があるのです。
そして、インプラントを埋める部分に骨が十分にない場合は、インプラントを埋め込むことができません。
また、治療期間が長期間になるケースや、基本的に保険が適用されないので、治療費が高額になる傾向があります。

歯を失う原因

虫歯や歯周病、外傷によって起きる歯牙・歯根破折。
歯を失う原因は様々あります。
なかでも一番多いのは、歯周病。
約4割を占めています。
歯周病は加齢により悪化しやすいので、高齢化するほど歯の平均本数も減っていきます。
日本は高齢化社会なので、そのぶん歯を失った人も多く、インプラントは注目度の高い治療法といえるのです。

歯周病の症状

外傷などによって起きる歯牙破折は別として、高齢者は比較的に歯周病になりやすいもの。
またその進行により歯肉炎などに悪化することで、歯を失っていってしまうのです。
歯がなくなると当然、かみ合わせが悪くなり、咀嚼機能や発語機能の低下などのが症状が現れます。
そうならないためにも、義歯を装着するなどして口腔機能を維持していく必要があるのです。

インプラント実施前の検査・診断内容

インプラント治療を行う場合は、全身状態及び口腔内の検査を入念に行います。

口腔内検査

虫歯や歯周病が口腔内にないかを調べます。
インプラント自体は人工物なので、虫歯にはなりません。
しかし、口腔清掃状態が悪いと、インプラント周囲の歯肉に炎症が起きる可能性があるのです。
インプラント治療を行う場合は、ぜひ、口腔内を清潔に保つようにしておきましょう。

画像検査

口腔内全体の状態や顎の骨の形、神経や血管の位置や走行などを調べるために、パノラマ撮影検査とCT検査を行います。
特にCT検査は、インプラントの長さや太さ、角度などを定めるために重要な検査となります。

インプラント治療の内容

インプラントには数種類あります。
手術前に調べた顎骨の状態により、長さや太さなどが定まります。
顎骨の内部に埋め込む部分をインプラント体、インプラント体と義歯との間の部分のことをアバットメントといいます。

治療の最初は、歯肉を切開し顎骨にインプラント体を埋め込むことから始まります。
インプラント体はチタン製で骨と結合しやすく、骨との結合に一定期間を要します。
この期間は、インプラントの種類や、インプラントを埋め込んだ骨の状態により変わってきます。
インプラントを埋めてから義歯を付けるまでの間は、その状態により判断されます。
骨との結合が安定すると、インプラント体に義歯を取り付ける作業へと移行し、終了次第で治療完了となります。

一回法

これは、インプラント体を埋め込んだ後、安定させるまでの間に埋め込んだインプラント体にアバットメントと呼ばれるものを装着して、粘膜から露出した状態にしておく方法のことです。

二回法

埋め込んだインプラント体を、粘膜で覆った状態にして安定させ、義歯を装着するときに歯肉を切開し、アバットメントを取り付ける、という方法です。
前述した一回法では、歯肉の切開が一度だけなので、治療期間は比較的短くてすむのですが、口腔内にインプラントの器具が出ているので、そこから感染を起こすことも。
そこで、インプラント体を埋め込むのと同時に、アバットメントのみならず、仮歯と呼ばれるものを装着する即時荷重インプラントというものもあるので、感染症が心配な方にはおすすめです。
この場合、その日中に仮歯を装着するので、咀嚼や発語、見た目などの不便さを解決できるのがよい点です。
インプラントは通常、失った歯の一本一本に対してそれぞれ行うものです。
つまりもし、全ての歯を失った場合は、上顎、下顎それぞれに4本のインプラント体を埋め込み、10から12本の固定式の義歯を装着するAll-on-4と呼ばれる方法により治療することがあります。

ブリッジ治療について

ブリッジ治療について

歯を失ったときに行う治療として、インプラントと同様に選択肢に上がってくるブリッジ治療。

これは、周囲の歯を使ってかぶせる方法です。
まだ残っている自分の歯を橋桁(はしげた)として使うため、その歯が丈夫でないといけません。
また、橋桁の位置も重要で、失った歯ひとつを補うためであっても、橋桁となる歯が3本、場合によってはそれ以上必要になることも。
しかし、ブリッジ治療でしっかりとかぶせられた場合、ほとんど自前の歯のように使うことができ、インプラントのような手術が必要ない分、メジャーな治療法です。

ブリッジの本数について

ブリッジの課題は、歯の負担。
たとえば歯を1本失う場合は、両隣の歯を削ることでブリッジにする、つまりブリッジは3本組の歯となり、両隣の歯は橋桁として、負担がかかることになるのです。
つまり、欠損部位の歯の数が多いと、その分周囲の歯にかかる負担は高まる、というわけです。

負担が大きいとどうなるか。
それは、橋桁となった周囲の歯を早めに痛めてしまう可能性がある、ということなのです。

歯を2本失った場合

 
失った歯が2本という場合、周囲の何本かの歯を削ることでブリッジにすることがあ、それにより大きな噛む力を支えます。
たとえば、歯を3本削ることで5本組のブリッジにする、などです。
ブリッジは一般的に、土台になる歯の本数を削るほど、橋桁の両側(土台)がしっかりし、耐久性があがります。
つまり、土台となる本数が少ないと、耐久性は減るのです。
そのため、治療には、正確に症状を見極めていく必要があります。

ブリッジが症状により選択できないときは、入れ歯かインプラントによる治療になります。
治療費は、歯の位置によって変動しますが、一般的に保険で治療できるのは連続で2本の欠損まで、となっています。

ブリッジの長所

自分の歯とほとんど変わらないような感覚で噛めるのが、ブリッジの長所。
それは、ブリッジは固定式で、比較的入れ歯よりも違和感が少ないためです。
歯を覆う範囲が少ないことから、ブリッチの端が歯肉に触れてなんらか悪影響を及ぼす可能性も低い。
そして、1本や2本の欠損なら、保険適用することもできるのです。
最後に、治療期間が短いこと。
しかも治療後の仕上がりは、自分の歯と同じような見た目になるのも大きなメリットですね。

ブリッジの短所

周囲の歯を多く削る点です。
たとえば、1本の歯のだいたい40~70%を削る必要があり、ときには神経部分を取らないといけない場合もあります。
このように、両隣りの支える歯に負担がかかり、また削った歯に虫歯や歯周病の症状が起きてしまう可能性もあるのです。
支える歯に負担がかかると、どうなってしまうか。
歯が割れたり、ひどい場合はその歯を抜かないといけないケースもあります。
また、歯のない部分の骨が、徐々に痩せていってしまうこともあるのです。

※大切な歯。
できる限り削らず、長く保つ、というのが歯科医の実力の基準です。
最近は、歯を削ることなどによる負担を考えて、インプラントが選択されることが多いです。
ただ、インプラントは保険が効かず高価であり、難易度はそれほど高くないものの手術が必要。
そのため、インプラントを避ける患者さんもいます。
しかし、周囲の歯に負担をかけずに治療できるのがインプラント。
これも、治療の選択肢の一つに入れてみるのもいいでしょう。

ブリッジとインプラントどっちがいいのか

ブリッジの長所

治療開始から噛めるように至るまでの期間が比較的短いのもポイントです。

インプラントの長所

周囲の歯に負担をかけなくてすみます。
失った歯の本数が多いケースでも、治療が可能なのがポイント。
治療後は自分の歯と同様な感覚で噛めるようになるのもうれしい点ですね。

根管治療とはどんな治療か

根管治療とはどんな治療か

歯の神経の治療 < 根管治療>

根管治療とは、歯の神経の部分にする治療です。
虫歯が悪化して歯の中心部にある神経まで虫歯菌に侵されると、痛みやズキズキ感が発生します。
そうすると、歯の神経の除去を行う必要が出てきます。
(ただし早期であれば、神経を温存できることもあります)。

この、神経を取り除く治療を、根管治療(または抜髄処置)というのです。
歯の神経を取り除けば、あのいやな痛みは除去されるのですが、この根管治療は、実は歯科治療技術の中でも最も難易度が高い、難しい治療なのです。

歯の神経の治療はかなり複雑

歯の神経は、一つ一つの歯の中心部から歯の根を通じて骨の内部に入り、脳にまで繋がっています。
神経を取り除く治療とは、この歯の神経を除去するのですが、実は歯の内部の神経は、もちろん単純なケースもありますが、非常に複雑な構造になっていることが多いのです。(単純な場合もあります)
神経の根の先の方は枝分かれしており、太さも直径1ミリ以下しかありません。
そのため、歯科医師が確実に除去できるのは神経の中心部分だけで、細かい枝別れしている部分は物理的に触れることすら難しいのです。
そのため、これらの繊細な部分は、洗浄・消毒液などの化学的方法で、細菌と神経の残りを洗い流す処理しかありません。
つまり、全ての神経を取り除くことはできないのです。

実際の治療は、大まかにいうと、できる限りの範囲の神経を取り除いて細菌が入らないよう蓋をし、のこった神経の傷が人間の自然治癒力により治癒することで、痛みを伴わずに噛めるようになれば、根管治療はひとまず終了、となるのです。

感染根管治療について

根管治療で蓋をした内部に膿が溜まってしまった場合、まずはその蓋を全て取り除きます。
その後、内部の感染歯質の除去と洗浄を行うのですが、一度目の治療で取れなかった細かい神経は、残念ながらこのときも取り除くことはできないのです。
行えるのは、入り込んでしまった細菌をできる限り減少させること、そして細菌が悪影響を与えないように環境を整えることだけです。
それだけでも、人間の自然治癒力により症状が良好になってくるので、それを期待した治療なのです。

根管治療で大切なこととは

根管治療で大切なのは、できる限り神経を取り除き、歯の中に存在する細菌を減らすために洗浄をしっかりとすることです。
洗浄をしっかりすることで、再発の可能性を減らせられるのです。
洗浄は小さな針のような器具を使います。
そのため、口の中を突かれるように感じますが、これは根管治療において最も繊細で、かつ重要な治療を行っているところなのです。

まとめ

まとめ

いかがでしたか。
ひとくちに歯の治療といってもさまざまで、それぞれにメリットとデメリットがあります。
長生きの秘訣は歯の健康からとも言いますし、あなたの歯の状態に合った治療法をみつけ、健康な歯を長持ちさせるようにしましょう。

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