歯茎を健康に保つための正しいセルフケアとチェック方法

2018年2月21日

口臭の原因の一つに歯周病があるということを知っていますか?

歯周病にかかっていると、口臭が発生してしまう場合があるのです。しかし、歯茎を健康に保つために正しいセルフケアを行っていると、歯周病や虫歯を防ぐことができるでしょう。ここでは、歯茎を健康に保つための正しいセルフケアや歯周病のセルフチェック方法などをご紹介します。

いつまでも口腔内を健康でキレイに保ちたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

歯茎のセルフチェック法

まずは、自分の歯茎が下がっていないかしっかりチェックしてみましょう。次の項目から2点以上該当するようならば、あなたの歯茎は下がっていると言えるでしょう。

1.周りに比べて長く見える歯がある

2.冷たい食べ物や飲み物がしみることがある

3.歯の間に食べ物が詰まりやすい

4.歯茎に近い部分が変色している歯がある

5.言葉を発するときに空気が漏れている気がする

歯周病予防と基本的な歯磨きのポイント

歯周病の大きな原因は歯垢(プラーク)です。歯周病を防ぐためには、毎日の歯磨きやセルフケアがとても大切です。また、歯科医院で定期検診を受け、よりより生活を心がけることが重要なのです。

歯磨きの工夫

歯を磨いた後に、歯と歯茎の境目や、歯と歯の間に磨き残しがないかをしっかりとチェックしましょう。

正しい食生活

なんでも残さず栄養バランスに気を付けて食事し、規則正しい食生活を心がけましょう。また、歯垢(プラーク)ができやすい糖分を含む食べ物は、摂取のし過ぎに注意しましょう。

定期的に歯科検診を

虫歯や歯周病を防ぐには、1年に2~3回は歯科医院で定期検診を受けるようにしましょう。

煙草に注意!

煙草に入っているニコチンやタールなどの有害物質は、歯と歯茎に悪影響を与えます。喫煙者の方は、煙草が歯と歯茎にとって良くないということをしっかり理解しておきましょう。

歯磨きの3つのポイント

歯と歯茎を健康に保つためには、歯磨きのポイントを知って効果的に歯を磨きましょう。ここからは、歯磨きの3つのポイントについてご紹介します。

毛先は45度に

歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45度の角度にあてましょう。そして、軽い力で小刻みに動かして磨いていきます。強い力でごしごしと磨かないように注意しましょう。

軽い力で磨く

重さにすると、だいたい150~200g程度の力で歯を磨きましょう。歯ブラシの毛先が広がらない程度の軽い力で動かすことがポイントです。

小刻みに磨く

5~10㎜程度の幅を目安にして、歯ブラシを小刻みに動かしましょう。1~2本の歯を磨くように、丁寧に磨くことがポイントです。

歯間ブラシを活用しよう

歯と歯の間は食べ物が詰まりやすいので、注意して歯磨きしましょう。また、歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくいので、歯周病の原因となる歯垢(プラーク)が残りやすい場所でもあります。

歯磨きだけでは取り切れない歯垢も、歯間ブラシを使うことで効率よく取り除くことができるでしょう。

歯垢(プラーク)が残りやすい部分

  • 歯と歯の間
  • 噛み合わせ
  • 歯と歯茎の境目

歯間ブラシの選び方

  • ゴムで出来たもの:柔らかい使用感なので、歯茎に優しいです。
  • ナイロンで出来たもの:プラーク除去効果が高くなります。

歯間ブラシをはじめて使用する場合は、まずは小さいサイズから試すのがおすすめです。小さいサイズが上手く挿入できない場合は、デンタルフロスの使用が良いでしょう。自分に合ったサイズがわからない場合は、歯科医院で相談してアドバイスをもらいましょう。

【L字型歯間ブラシの使い方】

1.歯間ブラシを使うときは、鏡をよく見て使います。

2.まずは歯茎に沿わせて斜めに歯間ブラシをあてます。そのまま歯間ブラシを歯の隙間に対して水平にゆっくり入れます。そして、前後に2~3回ほど動かして使います。

3.裏側からも同様に行うとより効果的です。入りづらい歯の間に無理に入れると、歯茎を傷つけてしまうので注意しながら行いましょう。

歯磨きで下がった歯茎は戻るのか?

歯茎が下がってしまう原因は、歯周病だけではありません。

間違った歯磨きやセルフケア、歯の破折、根先病巣などにより、歯茎が下がってしまう場合もあるのです。そのため、歯茎を健康に戻すには原因に合わせた治療や処置を受けることが大切です。気になる場合は、まずは歯科医院で相談してみましょう。

ブラッシングだけで歯茎の下がりを復活させることはできないのですが、毎日正しいケアを行うことで、下がった歯茎を食い止めることはできるのです。気を付けたいのは、力を入れすぎている乱暴なブラッシングです。これが、フェストゥーンという歯茎のふちが輪状に盛り上がった状態を引き起こしてしまうのです。ちなみに、フェストゥーンは、歯茎が下がる前兆でもあります。

歯周病専門の歯科医院で、正しいセルフケアや歯磨きをアドバイスしてもらい、歯茎の退縮に歯止めをかけましょう。

歯周病の再発を防ぐために

歯周病で失われてしまった歯茎は歯科医院の治療によって、完璧にとは言わないまでも、一部を取り戻したり改善することができます。

しかし、いくら歯茎の再生治療や骨再生治療を受けても、毎日の生活習慣や間違ったセルフケアなどで、歯周病を再発させてしまったら意味がありません。大切な歯茎を下げないようにするためにも、日ごろから適切なセルフケアで歯垢(プラーク)や歯石の付着をできるだけ防ぐことが重要なのです。

まとめ

いかがでしたか?

歯茎のセルフチェックや正しい歯茎のケア法などはしっかり理解できましたか?

歯周病は再発しやすい疾患なので、歯科医院で定期的な検診を受けることが重要です。数か月ごとに歯科医院で検診を受けましょう。

プラークは細菌の集まりですが、日ごろのていねいなブラッシングで取り除くことができます。ただ、歯周ポケットの深いところに関してはブラッシングだけでは取り除くことができませんので、クリニックでプロの手で専門的なクリーニングを受け、完全に取り除いてもらいましょう。

歯周病は治療によってある程度状態がよくなっても、いったん歯周病に侵されたところの溶けてしまった骨が元に戻ることはありません。

毎日のケアや歯科医院での定期健診で、健康的な口腔内をいつまでも保ちましょう!

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