歯周病が原因の口臭の対策方法とは

2018年2月21日

口臭がひどくなった気がする…歯周病とどう向き合えばよいのかわからない…とお悩みの方は少なくないでしょう。歯周病と口臭が密接な関係にあります。

口臭の原因はいろいろありますが、中でも歯周病が原因のものは口臭のにおいがきつくなる傾向があります。そのため、歯周病が改善すると、口臭も自然と気にならなくなるでしょう。ここでは、歯周病が原因の口臭対策法について詳しくご紹介します。

歯周病が原因の口臭についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

歯周病とは?

歯周病とは、細菌の感染によって起こる炎症性疾患のことです。

歯周病になると、歯茎が赤く腫れあがってしまいます。厚生労働省の調査によると、歯周病は30歳から64歳までの成人のうち、約8割が歯周病にかかっていることがわかりました。しかし、最近では小学生や中学生の歯周病も増えており、若年層にもみられる国民病となっているのです。

歯周病の主な症状

歯周病の主な症状は歯茎の腫れになります。通常、歯茎の色はピンク色をしていますが、歯周病になると赤く腫れあがってしまいます。歯磨きをすると、出血する場合もあるでしょう。

そして、歯周病になると同時にひどい口臭が発生します。口臭はなかなか自分では気づきにくいので、人から指摘されて気付くことが多いでしょう。歯周病の初期症状に痛みはありませんが、歯周病が進行すると、痛みが伴う場合があります。

歯周病を放置すると…

では、歯周病を放置するとどうなってしまうのでしょうか。

歯周病を放っておくと、自分の歯を失ってしまう可能性が高くなってしまいます。歯を固定している歯茎がもろくなるので、ぐらぐらと揺れてきます。そして、少しずつ噛み合わせや歯並びが悪くなり、最終的に歯が抜け落ちてしまう可能性があります。

また、口臭もひどくなるので、歯周病に気付いたら早めに対処することが大切です。歯周病の症状がさらに進行すると、重度の歯周病である歯槽膿漏になってしまいます。歯槽膿漏は、歯を支えている歯槽骨が破壊されてしまう症状のことを指します。

歯周病のセルフチェック

自分が歯周病かよくわからない場合は、こちらの歯周病セルフチェックを行ってみましょう。次の項目が3つ以上当てはまる方は、歯周病の可能性があります。6つ以上当てはまる方は、歯周病がすでに進行しており、項目すべてが当てはまる方は、歯周病の症状がかなり進んでいるでしょう。

  • 口臭が気になる
  • 歯磨きをするときに出血する
  • 朝起きた時に口の中がねばつく
  • 歯茎が赤くはれていてピンク色でない
  • 歯茎に痛みを感じる
  • 歯が長くなった
  • 固い食べ物が噛みにくい
  • 歯と歯の間に隙間ができた

歯周病が原因の口臭

歯周病と口臭は密接な関係があります。口臭が気になる場合は、歯周病そのものを治さなくてはなりません。

歯周病が原因の口臭の特徴

歯周病による口臭の特徴は2つあります。

一つ目は、メチルメルカプタンという揮発性流加化合物によるものです。腐った玉ねぎのような独特のにおいが特徴で、歯と歯の間にできた溝に溜まる歯石が要因です。

そして二つ目は、硫化水素によるものです。硫化水素は、血液や唾液、食べかすなどを分解するときに発生する揮発性流加化合物で、腐った卵のようなにおいがしてしまいます。

歯周病が原因の口臭チェック法

口臭が気になる場合は、次の口臭チェック表を確かめてみましょう。

  • 口が渇く
  • 免疫力が低下している
  • 過度のストレスを感じている
  • 朝起きた時に口の中がねばねばする
  • 煙草を吸っている

歯周病の治療法

口臭を改善するには歯周病をしっかり治すことが大切です。ここからは、歯周病の治療法と自分で出来ることをご紹介します。

歯周病の主な治療法

歯周病の主な治療法は、歯石の除去と歯周ポケットの改善になります。歯周ポケットは深くなればなるほどに、歯周病の原因となる菌が溜まっていきます。

その菌が蓄積されれば膿が出て、口臭が悪化してしまいます。そのため、歯科医院では歯周ポケットを改善する治療が行われます。歯周ポケットがごく浅い場合は、歯石の除去や正しい歯磨きを続けることで済みます。

しかし、歯周ポケットが6~8㎜以上になると切開することになります。歯茎を開いて、中に隠れている歯石を取り除く外科処置が必要となるのです。また、9㎜以上になると、抜歯することになるのです。

歯周病による口臭予防

歯周病による口臭を防ぐには、歯周病や口臭を予防する毎日のセルフケアが大切です。主な予防方法をご紹介します。

プラークコントロール

歯周病や口臭の基本のケアとして挙げられるのは、プラークコントロールです。プラークコントロールでは、歯についているプラーク(歯垢)を取り除きます。プラークは歯周病や虫歯の原因となるので、プラークをしっかりコントロールすれば予防できるのです。

プラークコントロールは、適切なブラッシングで簡単にできます。歯科医院で正しい歯磨きの仕方や歯ブラシの選び方をアドバイスしてもらうのもおすすめです。

歯ブラシの選び方

正しいブラッシングのために、自分に合った適切な歯ブラシが必要不可欠です。歯ブラシを選ぶときは毛が柔らかいものがおすすめです。

柔らかい歯ブラシは、歯茎や歯に過度な刺激を与えないので、傷つける心配がありません。また、ほどよい刺激が加わり、健康的な口内環境に導いてくれるでしょう。さらに、プラークを除去するほか、歯茎のマッサージもできるので一石二鳥となります。

歯科医院での定期健診も大切

いかがでしたか?

歯周病と口臭の関係についてしっかり理解できましたか?

ご紹介したようなセルフケアと同時に、歯科医院での定期健診もとても重要です。歯科医院での定期健診は、虫歯や歯周病の早期発見にもつながります。また、症状が悪化する前に歯石や細菌を取り除くことができるので、虫歯や歯周病の予防に効果的です。

歯科医院の定期健診では、主に口内の状態のチェックや歯石の除去、歯のクリーニングなどを行います。3か月から半年に1回は定期健診に行くことがおすすめです。

自分が歯周病かも?口臭がきついかも?と感じたら、早めに歯科医院に相談することも大切です。ぜひ、原因を知って改善し、ストレスのない口内を目指してくださいね。

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